牛頭天王祠(ごずてんおうのやしろ) 同(川尻)村にあり。この所の生土神なり。相殿に八大竜王を缶る。
神体はこの山上の竜王石なり。毎年正・五・九月三節の神事を修し、社僧密供を神石に備ふ。その供物尽くる事生ける身のごとし。
また当村にむかしより雷電の愁ひなきも、この竜王の加護によるか。









氷川神社(ひかわじんじゃ) 豊野町川尻字中ノ森
祭神 素盞鳴命尊 
明治2年(1869)神仏習合が廃され、牛頭天王を素盞鳴尊に、末社の八大竜王は罔象女命に改められ、社名も素盞神社と改められた。
のち、氷川神社と改名。
明治39年の明治政府による一村一社の神社合併で、明治40年小玉神社(現・走落神社)に合祀される。
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