三宮神祠(さんのみやしんし) 神戸村にあり。
生田裔神八前の内なり。この所の生土神とす。


三宮神社(さんのみやじんじゃ) 神戸市中央区三宮町2-4
生田神社の八柱の裔神の三柱目を祀る。


拝殿


本殿 祭神:湍津姫命(たきつひめ)


神戸事件で備前の藩兵が3門の大砲で応戦したことから、同年代の大砲を参考として据える。
神戸事件  明治元年正月11日尼崎へ出向を命じられた岡山備前藩の隊士の行列が三宮神社前を通過するとき、神戸沖に停泊中の外国軍艦の乗務員数名が行列を横切った。 隊士の滝善三郎正信は日本の風習から無礼を怒って相手を傷つけた。それがもとで外国兵と備前藩士の一行との間に砲火を交える騒ぎとなった。その結果神戸の街は外国兵によって一時占領されてしまった。 同月15日東久世通禧は勅命で神戸へ来て、明治維新で天皇新政となったことを初めて外国側に知らせ、同時にこの事件について交渉をした。結局、滝善三郎は責任を一身に背負い、外国人代表ら立会いの面前で切腹して問題は解決した。


狛犬吽形 片割れが境内北口に鎮座しています。


稲荷社
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