匂梅(にほひのむめ) 東尻池村の中、民家の側にあり。
菅公、筑紫へ御下向の時、和田御崎に御船をとどめ、この匂を慕はれ、この梅を愛したまふなりとぞ。
  片枝に脈やかよひてむめの花    支 考 
  しら梅や北野の茶店にすまひ取   蕪 村

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