満福寺(まんぷくじ) 当津にあり。梅松山と号す。時宗。遊行二代の上人開基なり。
本尊阿弥陀仏 運慶の作。また什宝に菅公の神影あり。薩摩守忠度の所持にて、孤白道人の讃あり。  



満福寺(まんぷくじ) 神戸市兵庫区東柳原町1-13



柳原天神社(やなぎはらてんじんしゃ) 神戸市兵庫区東柳原町1-12
昌泰4年(901)正月、右大臣菅原道真が太宰府左遷の途次、兵庫港に上陸し、折りから咲き誇る梅花を賞で、「風さむみ雪にまかへて咲く花の 袖にぞ移れ 匂う梅が香」と詠じ給わった。
死後、太宰府安楽寺の菅公廟とり分霊を迎え奉祀した。鎌倉時代、時宗の二世他阿上人が傍に満福寺を建立し、奉仕していたが、明治の神仏判然令により独立。
昭和20年3月の空襲により全焼。昭和33年復建。

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