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縁結び・産業繁栄・諸難祓除の神として崇敬を受けております天穂日命は天照大神の第2子であり、大八洲国の主宰神であった大国主命と国譲りの交渉を結ばれました。 その後、大国主命の大神殿を築き、自ら祭主となられ、今日も御子孫は祭主として出雲大社をお祀りしておられます。 当神社の創始は不詳ですが、天穂日命が高天原より降臨された磐座が六甲山頂に現存することや、境内に横穴式石室古墳があることなどから推察して、約1300年前には既に六甲山を聖地として崇める施設としてこの里宮えお建立したのではないかと考えられます。 また、平安時代の歌人・猿丸太夫の墓所がることや、古来この地を天神山と称することからも特別な聖域であったことが伺えます。 明治時代、芦屋村に点在する全ての神社を合祀申上げ芦屋村総鎮守となりました。 |