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天満宮(てんまんぐう) 金津丘の側らにあり、打出村の生土神とす。
例祭、九月十七日。












打出天神社(うちでてんじんしゃ) 芦屋市春日町1-21
当神社が鎮座する打出は、西国街道が箕面の山麓から武庫の平野を横断して、初めて海岸に打ち出る地点であった。
又、神功皇后と?坂・忍熊の皇子に由来する打出の浜、更に、打出の小槌の伝説のある所である。
古くから交通の要地である打出は、幾度と無く戦火にまみれ、又この大戦(太平洋戦争)にも本殿はじめ消失し、当神社には古記録はない。
それ故当神社の創建は明らかではないが、古来、産土神を祀っていたものを、天神信仰が盛んになり、天神さま(菅原道真公)を勧請したものと思われる。
明治6年8月村社に列す。
明治41年7月、下宮塚の金刀比羅神社・寺開地の春日神社・若宮の若宮神社・北羅の南宮神社・小松原の厳島神社を合祀す。
昭和20年8月5日の空襲で焼失。
昭和36年再建。




拝殿



本殿  祭神:菅原道真公・事代主命
『芦屋郷土誌』には本殿に神殿2棟あり、東に菅公、西に天照大御神・蛭子神・素盞鳴命を祀るとある。




厳島神社(市杵島姫命)・若宮神社(仁徳天皇)・春日神社(天児屋根命)・南宮八幡神社(応神天皇)・金刀比羅神社(大物主命)



竈神 奥津比売神・火産霊神・奥津日子神
『芦屋郷土誌』には三柱神社 伊弉諾神・伊弉冉神・迦具土神を祀るとある。



稲荷神社 宇迦御魂命 明治42年11月16日までは2座あったが合併す。




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