HOME > 巻之七 菟原郡


鷹尾古城(たかをのこじよう)芦屋里山手にあり。永正八年、細川高国、瓦林政頼をもつてこれを守らす。
細川淡路守、ここを囲みて改むる事急なり。同年七月、高国、波多野・荒木等の勢をもってこれを援ふ。淡路守おほいに敗走す。
澄元も播州へ退きて、同八月、播州の軍士を多く率して、ふたたびここを囲む。つひに落城に逮ぷ。




鷹尾城(たかおじょう)



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