HOME > 巻之七 菟原郡


森稲荷(もりのいなり) 森村にあり。本荘九村の生土神とす。
例祭四月中卯日、社頭に金鼓あり。勒に日く、天正九年鋳。







稲荷神社(いなりじんじゃ) 神戸市東灘区森北町4-17-11
社伝によると、元正天皇の霊亀元年(715)卯月卯日の夜、深江の沖に闇夜を照らす光が現れ、海岸に集まった里人に波間から1基の神輿が近づき、「われは稲荷大神の幸御魂なり。吾この山辺の森かげに鎮り座さん」と告げられ、里人宮地を定めて安置し、当日を吉日として祭典を取り行うと、庄内作物豊穣となり、家々富み栄えたという。
旧暦の卯月卯日(5月19・20日)に行われた「卯の葉祭」は昭和35年より5月3・4日に変更され、氏子3地区の地車が繰り出される。



拝殿






本殿 祭神:宇迦御魂神・豊受女命・稲蒼魂命・建御名方命・応神天皇



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