HOME > 巻之七 菟原郡


舟寺八幡(ふなてらのはちまん) 河原村にあり。近隣五ヶ村の生土神なり。
域内に船寺といふあり。神宮寺とす。
 『散木』    舟寺の僧の経を読む所にて
  舟寺に法うかむなりよもすがら声を帆にあげて詞みすましつつ











船寺神社(ふなでらじんじゃ) 神戸市灘区船寺通2-1-25
住吉、神功皇后が三韓よりの帰途海路此の地を過ぎ給う時当地にて風波を避け御船を留め給うたと伝えられ、下って仁和4年(888)石清水八幡宮より御分霊を迎えて朝日の豊栄昇る東の方へ向け神殿を設け、永保2年(1082)八幡太郎義家が八幡宮を造営したのを当神社の起源とする。
やがて厄除東向八幡宮として朝野の崇敬を集め寛文8年(1668)4代将軍徳川家綱公が拝殿を寄進。
昭和20年戦災に依り全焼直ちに仮殿を設けて復興に努め、昭和41年新築完成現在に至る。



拝殿


本殿 祭神:八幡大神・天照皇大神・春日大神


稲荷社


岩楠社(楠霊命)

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