阿比太神社(あひたのじんじゃ) 桜村にあり。
『延喜式』云ふ、大月次、新嘗。『文徳実録』云ふ「従 五位下を授く」。今牛頭天皇と称す。当村・稲村・半町村の生土神とす。


阿比太神社(あびたじんじゃ) 箕面市桜ケ丘1-8-1
応神天皇2年の創建。阿比太連の氏神で、当初は平尾の阿比の森(箕面5)にあった。 嘉祥3年(850)正月、従五位下を授かる。
古くは牧之荘の大宮と称し、また牛頭大王とも呼ばれた。


拝殿前鳥居 昔、半町、桜、新稲の3つの村で鳥居を奉納し、一番の鳥居を作った村が祭りを取り仕切ることとなり、桜村の大工九郎兵衛が一晩のうちにクヌギで本殿の前に鳥居を建てたので、取り仕切る権利は桜村に与えられ、半町と新稲の鳥居は境内の入口に、それぞれの村に向かって建てられたという。


拝殿 昭和50年11月改築。


本殿 祭神:素戔嗚尊(すさのお)


大杉稲荷社(おおすぎいなり) 京都伏見稲荷大社三之峰に鎮座する大杉稲荷大社の分霊を奉祀。


東鳥居 半町に向かって建てられている。


南東入口 桜村に向けた入口で、鳥居は本殿の前に立つ。

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