蓬川(よもぎがは) 上は浜田七ッ松より流れて、下は尼崎の西、束新田に至つて海に入る。





蓬川(よもがわ)は、兵庫県南東部を流れる二級河川。
武庫川旧分流の1つ。
室町時デイには、建仁寺塔頭清住院が浜田庄と当川橋賃などを知行していた。



浜田川水論牢死者墓碑
宝暦・明和期(1751〜1771)に、浜田村と西難波村との間で水争いがありました。
両村の能表用水は、松原神社の上手を流れ、この川筋を浜田村は浜田川、西難波は難波井筋と互いに譲らず、17年間も続く争いになりました。
明和元年(1764)に起きた騒動は、この年の旱魃で浜田西側の水田に水を引くため、夜半に浄専寺境内北辺に水路を造ったため、村の役職者10名が入牢、全員が死亡した。

浜田排水路 難波樋門より上流を浜田川・浜田排水路と呼ぶ。

難波樋門







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