大舟寺(たいしゆうじ) 同村の中にあり。開基は日羅にして本尊太悲の像を安置す。
初めは大舟山の巒にあり。麓より十二町、古礎十二基今に存せり。
中頃菟原那珂原村に遷し、頃年再び村中に旧跡をとどむ。世に舟寺といふ。『夫木集』摂津国に出づ。
『夫木』 ふな寺に法うかぶなり夜もすがら声を帆にあげて読みすましつつ 俊 頼
大舟寺(だいしゅうじ) 三田市波豆川605-1
黄檗宗 式盧山
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巻之六
河辺郡