広徳寺(こうとくじ) 同所にあり。禅宗。随霊山と号す。京師大徳寺に属す。
開基言外和尚 大徳寺第三代なり。 本願は花岳宗梁禅定尼。
天正十年、羽柴秀吉公、中国より上洛し、山崎合戦に勝利を得たまひ、当寺および栖賢寺とともに、講将を聚め、祝賀の饗応ありし所なり。






広徳寺(こうとくじ) 尼崎市寺町8
臨済宗大徳寺派  瑞雲山
明徳元年(1390)京都大徳寺7世言外宗忠の開基と伝えられる。
中世には大徳寺の塔頭如意庵の末寺で、大物町から尼崎城築城に伴い寺町に移転。
『絵本太閤記』には明智光秀に追われた秀吉が逃げ込んだとされる。


本堂 本尊:釈迦牟尼仏
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