銀山村(ぎんざんむら) 一庫の乾一里ばかりにあり。
伝へ云ふ、大同年中ここを鑿つて銀を取る。これを瓢箪坑といふ。





多田銀銅山跡(ただぎんどうざんあと) 川辺郡猪名川町銀山



瓢箪間歩(ひょうたんまぶ)
足利時代に一度盛山であった旧間歩。
豊臣時代(天正期)におびただしい銀・銅を産出し大繁栄した代表的な間歩。
山先(鉱山技師)の原丹波・原淡路親子がこの鉱脈を発見し、ほうびとして豊臣秀吉の馬印である千成瓢箪を与えられ入口に掲げたことから瓢箪間歩といわれています。
検分に来た豊臣秀吉が馬上のまま坑内に入ったといういい伝えがあります。



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