大物若宮(だいもつのわかみや)大物町にあり。この所の生土神とす。例祭九月晦日。
祭神 中央、市杵島姫命、左右、瀛津姫命・湍津姫命の三座を祀る。
社伝に云ふ、平治年中、平清盛、芸州厳島参詣の時、この浦において、逆風船を覆さんとす。
その時、厳島明神を祈りたまへは、たちまち風波静まりぬ。ゆゑにここに勧請し、祭りけるなり。
摂社は、天照大神・春日・住吉・天満宮・道祖神・蛭子・荒神を祭る。






大物主神社(おおものぬしじんじゃ) 尼崎市大物町2-7-6
蓬莱山若宮八幡と称し、仁徳帝を祭神として、社僧を海平寺とした。
平治元年、平清盛が安芸国厳島明神をここに勧請。 地名の大物は大物主に因む。


拝殿


本殿 祭神:大物主大神・市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命

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