荒木摂津守村重古城(あらきせっつのかみむらしげのこじょう)伊丹の東にあり。
村重は永禄年中池田・伊丹の諸軍とともに京師に入りで将軍義昭(よしあき)公を輔護し、伊丹城に拠る。
織田勢これを拒んで、つひに信長の為に滅ばさる。時に天正七年十二月十三日落城。



有岡城跡(ありおかじょうあと) 伊丹市伊丹1


戦国時代末期の天正2年(1574年)、武将・荒木村重が伊丹氏に替わって伊丹城の領主となり、大改築を施したのが有岡城。
天正7年(1579年)に織田信長軍に攻められた後、廃城となる。


昭和54年に国指定史跡となり、(同63年に追加指定)、公園として整備される。


有岡城石垣


井戸跡
懐古園碑 武内氏没後、明治34年9月24日建立。 


あらきたし  霜かれに残りて我は八重むくら なにはのうらのそこのみくつに
荒木村重  思いきやあまのかり橋ふみならし なにはの花の夢ならむとは
 信長公記より  鈴木充書
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