外院帝釈寺(げいんたいしゃくじ) 粟生外院村にあり。宝生山と号す。古義真言。
本尊帝釈天王 聖徳太子御作。脇士弁財天・毘沙門天。ともに弘法大師の作。
帝釈降臨松 堂前にあり。
明神水 境内にあり。
当寺は聖徳太子の草建なり。その後弘法大師もここに入山したまふ。
貞観年中に、清和天皇勝尾寺に行幸したまふ時、初めてこの寺に入らせたまひ、山上勝尾寺を都率の内院に表し、当寺を外院と称したまふ。
今地名となる。
年毎七月十六日には千日詣とて遠近ここに参聚して群をなせり。


帝釈寺(たいしゃくじ) 箕面市粟生外院2-14-11
宝生山 高野山真言宗
聖徳太子の夢の中に現れた神々の御神告によって宝塔が建立。本尊として帝釋天・毘沙門天・弁財天の三天を祀るため、もとは三天寺と称していた。慶安2年(1649)勝尾寺第92世秀栄が中興。

本堂
本堂 本尊:帝釈天王・毘沙門天・弁財天

鐘楼02
鐘楼

ふれ愛観音
ふれ愛観音  西村公朝作 52番目の観音様。
目の不自由な方にも、平等に拝めるようにと、手に触れて拝むので、お顔が少しテカっています。
平成13年5月18日開眼。

帝釈天降臨松の碑
帝釈天降臨松の碑 
古来よりこの地に「千古斧しらずの松」があり、その松に帝釈天王が多くの神々を連れたお降りになられたという。
昭和30年まで樹齢1200年、樹高20数mの松の大木があった。

庚申塔
庚申塔

稲荷社02
稲荷社

HOME > 巻之五 島下郡
inserted by FC2 system