関明神詞(せきのみょうじんのやしろ) 大山崎離宮八幡宮の西にあり。
これ城摂二州の界なり。祭神大己貴命




関大明神社(せきだいみょうじん)  山崎1-5-10
かつて長岡京・平安京へ入る山崎関跡で、関所廃止後は関戸院として官人たちの休憩・宿泊施設となり偉容を誇ったという。
伯耆国大山寺の衆徒が大智明神の神輿を奉じて、朝廷に強訴しようとしたが、この関で追い返され、神輿を捨てて帰ったので、土地の人々がお祀りした。 関戸明神、関戸神社ともよばれる。


本殿  祭神:大己貴命(おおなむち)・天児屋根命(あまこやね)


十禅師宮碑(じゅうぜんじ) 昭和58年、関大明神社裏を造成中に湿地から出土した。
十禅師は日吉山王山王七社権現の1つ。 鴨玉依姫神(かもたまよりひめ)を祀る。本地仏は地蔵菩薩。


国界碑  明神川で大阪府と京都府の境界となる。
明治4年(1871)7月廃藩置県で10月に水無瀬川を境とするも、東大寺村が不服を申し出、2年間の論争の末、明治6年7月29日訴え通り国境が確定した。

HOME > 巻五 島上郡
inserted by FC2 system