牟礼神社(むれのじんじゃ) 中村にあり。『延喜式』に出づ。牟礼中村等の生土神なり。

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牟礼神社(むれ)  茨木市中村町5-7
元は牟礼豪族の祖、大中津日子命(おおなかつひこのみこと)を祭る。
最初牟礼集落にあり、宝永元年(1704)に中村集落に返され、昭和14年(1939)の安威川の改修で現在地に移り、社殿も変わった。

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拝殿  昭和15年(1940)に片桐且元の建築した生国魂神社の末社、北向八幡宮の建物を譲り受けた。

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本殿  祭神:建速素盞鳴尊(たてはやすさのおのみこと) 天児屋根命(あまのこやねのみこと)
織田信長の社寺焼き払いを免れるため、祭神を信長の敬う春日神であると偽ったのがそのままとなった。
昭和54年(1979)に修復。

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遙拝所  境内は児童遊園地になっています。

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