三島鴨神社(みしまかものじんじゃ) 三島江村にあり。『延喜式』に出づ。唐崎・西面・柱本等の生土神なり。
祭神事代主命。当社・伊予三島・伊豆三島これを三個の三島といふ。
『風土記』に云ふ「御島(みしま)神社は大山積命なり。難波高津宮御字この神百済国より渡来したまひ、津の国御島に坐す」と云々。
当社いにしへは堤の上にあり。その時の標石、今に社前にあり。文字摩滅して分明ならず。
三島鴨神社(みしまかもじんじゃ) 高槻市三島江2-7-37
仁徳天皇の時代に百済より大山祇神を迎えて摂津国三島に鎮座された。慶長3年(1598)の堤防修築の際に現在地へ移った。
二の鳥居 平成7年1月17日の阪神大震災で崩壊するも、氏子により同年10月に再建される。
拝殿
本殿 祭神:大山祇神(おおやまつみ)・鴨事代主神(かものことしろ)
本殿に直接お参りできる。事代主は八尋(やひろ)のワニとなって三島溝咋姫(玉櫛姫)のもとに通ったという。
それに習って、三島鴨神社と溝咋神社は両社から神輿が渡御し、夜に帰還していが、番田川の石橋で神輿がぶつかり合い、毎年喧嘩が絶えないため、寛永年間(1624〜44)に廃絶したという。
唐崎神社(からさき) 明治41年(1908)に合祀。
八幡神社 明治41年(1908)に合祀。
國廣大明神
春日神社 祭神:天照大御神(あまてらす)・応神天皇(おうじん)・天児屋根命(あまのこやね)
裏鳥居
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