片山帝釈寺(かたやまたいしゃくじ) 片山村にあり。浄土宗。
本尊阿弥陀仏 恵心僧都の作。座像。長二尺五寸。
開基不評。中興教譽道円(きょうよどうえん)和尚。慶長年中の再建なり。
帝釈堂(たいしゃくどう)境内にあり。聖徳太子の御作。立像。四尺五寸。これによって寺号とす。







帝釈寺跡地(たいしゃくじあとち) 吹田市朝日が丘町
応仁の乱で消失し、元和8年(1622)僧道円に再興。浄土宗京都黒谷金戒光明寺の末寺となる。
天保14年(1843)より無住無檀となり、明治4年(1871)に廃寺となる。



帝釈堂  玉林寺境内
帝釈寺の本尊帝釈天立像は、玉林寺の客仏として祀られています。


玉林寺(ぎょくりんじ)  吹田市出口町10-2
寺号碑 聖徳太子御自作 帝釈天 禅宗 玉林寺
曹洞宗 金剛山 
文安2年細川右馬頭満國の創建で、僧守勤の開基。
天正の兵火で焼失し、慶長9年僧梅光之を中興。
安政4年本堂を再建。


薬医門 不許葷酒入山門


本堂 本尊:釈迦牟尼仏
吹田市内では珍しい茅葺きで、現在は覆屋が施されています。

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