伊射奈岐神社(いざなぎのじんじゃ)二座 一座は山田庄小川村にあり。今五社明神と持す。山田五ヶ村の生土神 なり。
一座は佐井寺村にあり。今、春日明神と称す。『延喜式』神名帳に出づ。また、『三代実録』曰く、貞観元年正月従五位を授く
五社明神
伊射奈岐神社(いざなぎじんじゃ) 吹田市山田東2-3-1
嶋下郡の式内社、伊射奈岐神社2座の1つ。もと伊勢斎宮皇女倭姫の命により宮山に祀られた姫宮社。
仁寿2年に遷座して五社の宮と称す。寛永13年7月再建。
西鳥居 明治44年(1911)12月13日垣内の無格社土山神社・天満神社、 王寺の大名牟遅神社、イカガ鼻の天満神社を併合。
拝殿
社号石標 江戸中期、並河誠所(なみかわせいしょ)が寺町奉行大岡越前守忠相(ただすけ)に社標建立を願い出、
廣房が摂津国20社を担当して元文2年(1737)までに建立。
本殿 祭神:伊射奈美命(いざなぎ)・天照皇大神(あまてらすすめ)・天児屋根命(あめのこやね)・手力雄命(たじからお)・天忍熊根命(あめのおしくまね)・蛭子命(ひるこ)
御祓所 祓戸大神(はらえどの)・八幡宮・天満宮
八王子神社 祭神:八王子神
神輿倉
弁財天 祭神:天之水分神(あまのみくまり)
稲荷社 祭神:豊受姫神(とようけひめ)
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