大門寺(だいもんじ) 大門寺村の上にあり。旧名青竜寺、真言宗。『題詠集』『無題詩集』等に見えたり。
本尊如意輪観音 開基開成皇子の作。長一尺ばかり。
当寺において文禄四年七月三日、木村常陸介自殺す。石碑今存在す。

大門寺
大門寺(だいもん) 茨木市大門寺97
神峯山(かぶさん) 真言宗御室派(仁和寺の末寺) ダム建設工事のため、バス停からの登り口は閉鎖されています。

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参道  敷き詰められた石臼と廃瓦が幾何学模様を描いています。

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山門  宝亀2年(771)桓武天皇の兄開成皇子の開基。

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本堂  寛永19年(1642)再建。


本尊:聖如意輪観世音菩薩(秘仏) 開成皇子が自ら刻まれたと伝えられる。
本尊と、共に平安時代の寄木造り四天王立像は昭和62年国の重文に指定された。

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弁天堂  

十二社権現
十二社権現(じゅうにしゃごんげん) 弥カ谷山 

あ
拝殿  祭神:證誠大菩薩(しょうせい)・他11柱

木村常陸介
木村常陸介(きむら ひたちのすけ)  血染めの経帷子
関白となった豊臣秀吉が側近として重く用いたが、文禄4年(1595)7月15日、秀次事件で秀次を弁護したことから、秀吉より秀次の与党として連座の罪に問われ、大門寺において自害を命じられた時の着衣。
短刀
短刀
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