潮見桜(しほみざくら) 北安治川の下六軒屋川の堤に双木の桜あり。
弥生の花盛には幽艶にして騒人墨客風流に乗ず。惣じて難波の桜は京師より少し早く立春より六十七、八日目の頃大やうたがはず。














桜堤の碑(さくらつつみのひ) 大阪市此花区春日出中3-1 春日出共同墓地内
桜堤を重修する碑 三条実美篆額 五十川庄武郎撰文 中村正美謹書 明治19年建立。
春日出新田は数次にわたって干拓され、「桜堤」を築いて浸水を防いでいた。
その後、堤が田畑になっていたが、津波決壊から新田を守るために、清海安五郎が重ねて堤を築いた。
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