御船舎(おふなや)  河口にあり。孔雀丸・難波丸・土佐丸・新土佐九・紀伊国丸、海舶には鳳凰丸等なり。
『説文』に日く「舟とは言ふ心は周流なり、循なり、水に循ひて行くなり。その上屋を廬と日ふ、重室を飛慮と日ふ、また、その上に在るを雀室と日ふ。言は中において候望み、鳥雀の驚き視るが若し。総て船を名づけて艘と日ふ」
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