博労淵旧蹟(ばくろうがふちのきゅうせき) 長堀高橋新平野町民家の裏にあり。今除免地となる。冬陣鈴木田隼人屯す。








伯楽橋の架かる付近は伯楽渕(博労渕)と云われる。
慶長19年(1614)の大阪冬の陣で、豊臣方の名将薄田隼人が築いた出丸があり、木津川を上る西国の徳川方の舟を攻撃した。
難攻不落を誇るも、11月19日に蜂須賀至鎮の家来・中村全勝の不意打ちで落城す。


伯楽橋(はくらくばし) 大阪市西区千代崎1
松島公園の東、木津川に架かる橋長:56.3m、幅員:36.0mの桁橋。平成18年完成。

明治41年6月に市電の東西線専用の橋として伯楽橋が架けられた。
伯楽の名はその昔、この付近にあったとされる伝説の島の名前からとられたという。



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