金毘羅権現(こんぴらごんげん) 生玉鳥門の西にあり。持明院と号す。古義真言宗。
本尊には聖観音、長三尺五寸、飛騨内匠の作を安置す。
金毘羅権現は京師御室仁和寺宮より御寄附にして当寺の鎮守とす。毎月十日には遠近より歩を運びて群をなせり















持明院(じみょういん) 大阪市天王寺区生玉町2-15
真言宗御室派仁和寺末寺 密印山 摂津国八十八所 第22番札所
応永年間(1394〜1428)に旧記焼失し、創建不明。宝暦5年(1755)僧覚苑の再建。
田能村竹田や浦上玉堂の宿坊で、竹田の名画があったというが、戦災で焼失す。



本堂 本尊:観世音菩薩

 

縁結 卯之曰大明神・開運 二十曰大明神・縁切 橋姫大明神  燈籠に金毘羅大権現と刻まれている。




子育地蔵尊



瓢水翁の墓 宝暦12年没。
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