竹林寺と九条 竹林寺は慶安2年(1649)に香西晢雲(こうさいしょううん)が建てたお寺です。東寺の九条は淀川の浸食によって民家は水害に見舞われていました。そんな折り、河川の修築に詳しい香西哲雲が地元の池山新兵衛(いけやましんべい)と協力して川口の砂洲を修築し、水害を防ぎました。土砂を盛って出来たので「九条島」と言われていました。 竹林寺という名前について 香西哲雲が九条開発の時、自然に生じた「三股の竹」から阿弥陀如来の小像が現れた事から『竹林寺』と名付けられたと伝えられています。 開山上人 岌頓法師(ぎゅうとんほうし)という念仏業者が竹林寺を念仏道場として多くの老若男女を集め、日々念仏を申しました。この岌頓法師が開山『教誉上人』(きょうよしょうにん)です。 松島 戎島 もと寺島とよばれた「松島」は寺島の北端に樹齢三百年といわれる有名な松の大木があり、この松と寺島を合わせた名といわれ、歓楽街として賑わった所です。北側の「戎島」は竹林寺の梅ノ木にちなんで、梅本町と改名されました。 |
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