犬江殿古蹟(おほえどのこせき)難波旧図、田蓑島にあり。この所斎宮女御御楔の地、今大仁村の北端に古松一株あり。
その下に石造の宮の屋根なるもの見ゆる。余は土中に堙もれたり。これ、祓除の地の古称なるか。
 『新後撰』   天下のどけかるべし難波潟たみのの島に御祓しつれば     津守経国








王仁社(わにしゃ)  大阪市大淀南3-3-25 素盞烏尊神社 境内社

この近辺に住んだと伝える王仁博士の墓を鎮護するための社といわれる。
王仁社はもと八阪神社)付近にあり、前に大きな古い松樹があるところから一本松大明神とか、王仁大明神とか呼ばれていた。
松の下には石棺らしき石が見え、土地の人は王仁の墓と称していた。
明治41年に素盞烏尊神社 に合祀される。



八阪神社(やさかじんじゃ) 大阪市北区大淀中3-1-23
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