妙徳寺(みょうとくじ) 福島の北にあり。禅宗黄檗派竜王山と号す。
開基鉄梅和尚。正徳年中南源(なんげん)和尚造立。俗に五百羅漢の寺といふ 
当寺の北、久安寺は兼帯所にして、もとは後白河院久安年中草創の地なり。近歳享保十九年五月に旧地より引き移し再興す。

妙徳寺
妙徳寺(みょうとくじ) 東大阪市額田町2-32
黄檗宗萬福寺末寺
僧行基の開基と伝える。
天和元年正月17日僧鉄梅が入寺し、元禄10年12月、本堂を再建。
>翌11年師の天徳南源和尚を請じて中興開山とす。よって鉄梅寺とす。
宝永5年5月15日禅堂、正?元年11月8日鐘楼堂を造営。
第10世天真の時に五百羅漢を安置し、福島の五百羅漢として評判となる。
明治41年8月31日、隣接する久安寺を合併するが、翌42年7月31日の天満焼で堂宇・五百羅漢共悉く類焼す。
大正6年5月1日再建を果たすも、市電福島曽根崎線の敷設で境内を削られる。
大正15年11月から昭和3年にかけて都市計画に従い、現在地に解体移築した。

本堂 本尊:釈迦如来

大師堂

  

 

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