八幡宮(はちまんぐう) 三津屋村にあり。三社に別れて鎮座まします。初めは三社村といひしなり。
一社は長楽寺境内、一社は光専寺境内、一社は民家の側にあり。





光専寺(こうせんじ) 大阪市淀川区三津屋中1-6-1
三社山 光専寺 縁起 宗派 浄土真宗 本願寺派(西本願寺)
当山は、太平記で有名な室町時時代に南朝方楠正成が子、楠正行が築いた三津屋城(1345頃)の址へ楠一族の末裔末弘治郎左衛門尉が文明5年(1453)本願寺八代法主蓮如上人に帰依し剃髪し正顕と称し一字を草創せしを始祖とし現在に至っている。
当時、山号の三社は昔、長楽寺と三社浅衛門宅と三津屋城址(光専寺)の三ヶ所に八幡社があった事より、当村が三社(みつやしろ)村と呼ばれていたことにちなんでいる。 いつの頃からか、「みつやしろ村」がみつや村」になったとも云われている。
元禄年間建立の総欅造りの旧本堂、庫裏、鐘楼等は、惜しくも昭和20年6月15日の空襲に依り焼尽、現在の本堂は同40年、檀信徒及び一般の方々の、尊い信力に依って建立されたもであり、尚、山門のみは、戦災にも焼けのこり、昔日の面影を伝えて残す唯一の尊い遺産となった。

本堂 本尊:阿弥陀仏 
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