川島(かはしま) 南中島をいふ。『日本紀』云ふ「応神天皇二十二年秋九月、川島の県を分かちて長子稲速別に封ず。これ下道臣の始祖なり」云々。
『統後拾』 絶えじとは契りし物を川島の水の流れのなど氷るらん
『夫木』 よそながら哀れと思ふ河島の草のはっかにみゆるなでしこ
同 みなといる奥津塩風寒き夜は川島がくれ千鳥なくなり
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巻之三
東生郡