福島天神祠(ふくしまてんじんのやしろ) 上福島・巾福島・下福島三所にあり。いづれも菅神を祭る。
毎歳六月二十五日天満祭の時、神輿供奉の船この所より出づるなり。往昔鉾流の神事の遺風なりとぞ。
この地に勧請のはじめは、菅公つくしへさすらへたまふ御時、この島に船かかりましまし、里人に所の名を尋ねたまへは、餓鬼鳥なりと申し上ぐる。これ不祥の名なり、改めて福島と名乗らば後世繁昌すべしとの仰せによりて福島といふ。
異名を葭原島(よしはらじま)ともいふ。


福島天満宮 大阪市福島区福島2-8-1
太宰府左遷の折、菅原道真公一行を土地の徳治郎がもてなし、公が亡くなられて2年後の延喜7年(907)11月15日、小祠を設けて祀る。
南鳥居 阪神・淡路大震災で被災したため、平成7年12月建立。


狛犬 大正10年6月建立


拝殿 
嘉永3年の旧社殿は、明治42年の北区の大火天満焼け)で炎上、大正10年新築。

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本殿 祭神:菅原道真・大国主命(おおくに)・事代主命(ことしと)・少彦名命(すくなひこ)
大正4年新築。




 事平神社(ことひら) 祭神:大物主命(おおものぬし)
 林神社(はやし)   祭神:林伊織命(はやしいおり)
 野見宿禰神社    祭神:野見宿祢公(のみのすくね)
 住吉神社       祭神:住吉四柱大神
 勇神社(いさむ)   祭神:久々能貴命(くくのち)





吉高稲荷神社(よしたか) 祭神:宇賀御魂大神(うかのみたま)


表忠碑  元帥陸軍大将子爵川村景明書 大正10年11月帝国在郷軍人会上福島分会建立。

東鳥居 大正10年夏建之 西鳥居 大正12年4月建之

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