○安井天神（やすゐてんじん）　相阪の上にあり。
祭神少彦名命。毎歳八月二十日神祭あり。これを芝原祭といふ。
今天満宮と称して、諺に、菅公筑紫左遷の御時ここにしばしやすらひたまふゆゑこの名ありとぞ。
境内に連歌所を建てて、月並二十五日に社役の連歌あり。天満神を天満宮と紛らし称する事所々にあり。
安井　杜頭にあり。この辺七井のその一箇なり。


安居神社（やすいじんじゃ） 大阪市天王寺区逢阪1-3-24　　　　　
少彦名神を奉祀したのは、非常に古い時代の事と伝えられている。
大丸の業祖下村彦右衛門の信仰が篤く、歴代経営者も参拝し、「大丸天神」とも呼ばれた。
鳥居　大正元年12月建之


二の鳥居　享保4年3月建之


狛犬　宝暦12年6月


拝殿


本殿　　祭神：少彦名神・菅原道真


金山媛大神・金山彦大神・淡島大神


稲荷神社


眞田幸村戦死跡之碑　大正8年（1919）建立。
大坂夏の陣で真田信繁（さなだ のぶしげ）が当神社境内で戦死したと伝えられる。


七名水として名を馳せた安居の清水（別名：かんしずめの井）の址。


南鳥居　明治17年9月建之