○御沓石(おんくついし)神館殿の側にあり。形をもって名とす。
社説日く、むかし神功皇后新羅を征したまはん時、筑前国逸都県子負原にて両顆石を御腰にはさみ付けて、包子出誕を延びん事祈りたまふ。
この両石その後筑前国に蔵む。一は荒魂、一は和魂。多く『万葉集』等の和歌に読めり。
四の神殿皇后なれば、かの両石ここに飛び来るやゆゑにこれをここに祝ひ祭るなりとぞ。

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